仮)キリンジスペシャル・ショウケース〜OMNIBUS 2 @ビルボードライブ東京
5/10(火)2nd stage に行って来た。気になった箇所だけ書きとめてみる。


ミッドタウンは初めて。さっそく同行者と待ち合わせの場所がかみ合わずに迷う。なんとか見つかり良かった。おしゃれなお店がいっぱい。うーん、こういうところ、苦手だね。気後れしちゃう。
そんな小心な気後れ者は最初っからカジュアルシートを予約。でも、お店のひとが丁寧にカジュアルへの階段を案内してくれた。
ちょうど中央のヤス真正面からステージを見下ろしていた。


キリンジがアーティストに提供した曲のカバーをする企画。提供曲までは追いかけていないので、知らない曲もあるだろうと覚悟して臨んだ。実際には、提供曲以外にもカバー曲をいくつかやった。



「ロマンチック(土岐麻子)」からスタート。これは音源を持っているよ!iTunes 「今週のシングル」だったから・・・。コロコロ転がるメロディーを安定したテクニックで歌うヤス。なんだか調子が良いように感じた。
「髪をほどいて(bird)」も、とても難しい旋律。凄腕のバックミュージシャンが頼もしい。すべての楽器が見えるから集中できないという、うれしい悲鳴。伊藤さんがちょこまか動くのがたまらない!
兄がとても気に入っているという「わたしの青い空(藤井隆)」。ゆったりとしたアレンジが活きていた。
ほか、いろいろあって、「代官山エレジー藤井隆)」。まさかやってくれるとは思わなかった。泣くかと思ったけれど何とかこらえた。これが、『わざと邪険に「ね」背中向けたのは〜』バージョンだった!OMNIBUSと違い、原曲通りなの?かなりハリのある声で歌い上げていた。メタルカバサをしゃかしゃか振ったのもこの曲だっけ?
「jelly fish (MY LITTLE LOVER)」もサビしか聴いた事なかったけれど、すごくいい!ヤスらしい曲。
よくわからない(苦笑)けれどかっこいいイントロから、まさかの「夏のお嬢さん(榊原郁恵)」も驚いた。チュウチュチュチュなんて、貴重すぎてもう二度と聴けないね。
最後は「それもきっとしあわせ(鈴木亜美)」。これはアルバムで買ったし、よく聴いている。共作で、お互いの良さが十二分に発揮された曲だと思う。今のバンドで聴けてよかった。



EN最後は「陽の当たる大通り(Pizzicato five)」。トリビュートのなかでこれしか聴いていないね。いいアレンジだった。



今回、あまり覚えていないのだった。メモをとらなかったし、近くにいたひとみたいに録音してないし(興ざめよね・・・)。
兄のギターがどんどん良くなって行く。楠さんのドラムは見惚れる。玄さんは多才すぎてほんとにもう。チガさんも頼もしい。伊藤さんのアコーディオンが聴けてよかった。そして、ヤスの声の調子が素晴らしかった。楽器が出来るってすごいことだな、うらやましいな、と思った。



今までビルボードにはあまり良い印象を持っておらず、できればただのホールで演奏して欲しいと思っている。それは覆されなかった。次回があれば、またカジュアルを選ぶだろう。気を遣うのは大変なのだ・・・。