フジファブリック志村正彦とのお別れ会、『志村會』昼の部に行って来た。
地元の駅前の花屋の娘さんは恋しそうになるわけないほど感じが悪くて、最初に自宅用に茶紙で花をくるまれてしまったので、あわてて透明のでくるんで下さいと言った。トルコキキョウとスイセン


11:40頃に着いて並んだ。12:00になって、サンプラザ前の時計のベルが鳴り出す。悲しい。すんなり列は動き出す。一人ずつ扉から客席に入ったら予想外にもみんな着席していた。てっきり並んだそのまま献花するのかと思っていたから驚いた。メッセージカードをもらったが、ペンがないので書かなかった。係員さんにも借りなかった。12:30過ぎ、最初にメンバーが献花をしてから続いてファンの献花をするというアナウンスがあった。メンバーが3人現れる。ひとり足りない。足りないよ。待っている間流れるフジの曲、「笑ってサヨナラ」でつい泣いてしまった。


ご家族に一礼し、献花をし、志村にお礼を言う。君の分も言う。お別れする気なんて全然ないからね。ただありがとうと伝えた。


出口には原田さんが立っていた。お礼を言えば良かったのに、言えなかった。
メンバー、スタッフのみなさん、このような場を作って下さって、ありがとうございました。思い出になるポストカードやチケットまで、嬉しかったです。


行く前は中野で食事しようとか、帰りがけに美術館に立ち寄ろうかと思ったけれど、とてもそんな気持になれなかった。新宿駅内を訳もなくさまよって、帰って来て、ナタリーやオリコンのニュースを見た。会場の花は、富士山だったのか。気付かなかったよ、ごめん。自宅そばの小さな花屋で紫のトルコキキョウを買って飾った。
夏の富士急は行けなくて申し訳ないけれど、これからもずっと聴いていくから。7年前、フジファブリックとめぐりあわせてくれたスペシャにも感謝。


写真はロビーにて撮影可だったもの。アンプの箱の上に、スターバックスが置いてあった。足元にはセットリストが貼られていた。