鈴木祥子「あたらしい愛の詩」に「東京の夕暮れは予感のように美しい」という歌詞がある。そんな景色をずっと昔に晴海埠頭で見た。

東京の隣に住んでいてもその歌詞が当てはまる夕暮れはない。
ビルの谷間に沈む夕日の美しさを何年経っても大事に思い出せる。

晴海埠頭に行きたい。でも郷愁に近いこの感情が上書きされないでいられるかが恐いので、行くことができない。